本日のオススメ! 植木等「植木等的音楽」
社会現象を巻き起こした「スーダラ伝説」からおよそ4年後にリリースされた95年作。
大瀧詠一が全面プロデュースを手掛けており、「植木等がナイアガラを歌う」みたいなイメージと伝えれば大体どんなサウンドが想像できるかと思います。
ディープなマニアな方は例えば「針切じいさんのロケン・ロール」がオールディーズ・ヒット・ナンバー、シェブ・ウーリー「ロックを踊る宇宙人」の替え歌であったりとか、収録された楽曲の「元ネタ」を探るのも一興かと思います。
「幻の大瀧ワークス」という側面ばかり強調されがちですが、コメディアン集団であると同時に卓越した技量を誇った音楽グループでもあったクレイジー・キャッツの主要メンバーの一人だった植木等の昭和喜劇人然とした歌い口も良いものです。
大瀧氏らしいミッドセンチュリー・アメリカへの憧憬と昭和芸能的な雰囲気の折衷具合がちょうど良い塩梅のアルバム。大瀧マニアは是非持っていたい一枚です。
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